2014年9月23日火曜日

コンティニューモード

 ああ、以前自分のやってたことは無駄じゃなかったんだという実感。CDを燃えないゴミの日に出さず持っていてくれた人や、再始動おめでとうと言ってくれる人、leSYNさんにも連絡 したらめちゃくちゃ温かいメッセージをいただきました。

 まあ自分がネガティブなんだろうけど、音が悪いとどこかのホームページや掲示板で書かれたら、そればかり胸に残っていて「自分がやっていたバンドは、一所懸命やっていたけど音が悪いと言われた」みたいな、すごく短絡的なまとめが頭の中にできあがって、そこから抜け出せないでいた気がする。アンプをマイク録りして、しかもギターの音自体も枯れを重視していた(今もそう)ので、当時バカ売れしていたPODみたいなアンプシミュレータとか、しまいにはヤマハのmidi音源と比べてどうとか言われて、やる気をなくしていた。
 そのころとは時代が変わって、今は更にシミュレータもリアルな音になったし、そもそも打ち込みでものすごく生に近い音が作れるようになった。音だけ比べたら、わざわざ練習して一所懸命弾く意味って何?…という。
 FFIVのオープニングでセシルが「ぼくは こころまで あんこくきしに…」とか言っていじけるでしょう。あのくらい落ち込む。それで僕には別にローザが優しい言葉をかけてくれたりしない。
 
 10年近く休んでいて、わざわざまたやる気になったのは、一所懸命耳コピして練習して、汗をかきながら弾いてそれを録って…という行為自体に意味があると自分にはっきり
分かったからです。しかも、やろうと思った矢先に応援してくれる人がいるんだよ。またがんばって行こう。

 …ところで、以前アルバムを作っていたときには、一曲目が何で二曲目が何、真ん中にみんなで盛り上がれる曲を置いて、最後はエンディング曲でしめよう…みたいな流れを作って、とにかく曲を先に決めていた。それで、この曲はメンバーの中で誰が受け持って、アレンジをする…みたいな作業をしていた。
 今回はやりたい曲をその時の気分で録音していったので、統一感や流れが全然ない。いま上がっている曲も何か全体的にシリアス過ぎる気がするし、人が聴いて喜んでもらえるのか…という気がしている。
 ボブ(もと二次元人)に相談したら、「うーん、僕はいいと思うよ。なんか夜の中に青っぽく光ってるみたいなイメージで」とか、抽象的なことを言われた。この人、もともとすげー暗いアルバムを好んでいるから当てにならないんだよな(笑)。


(聴いて下さった方から曲の権利関係について教えてもらいました。そういえばそんなことすっかり忘れてた!近日中になんとかします)
 

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