2015年1月10日土曜日

パラメキア帝国10年ぶりの出撃決定。ライブやります!

 ライブハウスではなく、メンバーは欠けたままだけど、10年ぶりに人前に出て演奏します。
 2015年5月24日(日) ゲームレジェンド22 (埼玉県川口市市民ホールフレンディア)
 http://www.geocities.jp/zed_gamelegend/
 にて、ゲー音部さんに場所と時間をお借りしてワンステージ出られることになりました。
 完全な形でとか、爆音を鳴らしてとか、どうせやるなら長いステージを、とか考えていると僕らの場合はいつライブができるかわからない。状況が整うまで待っていて10年間活動できなかったのだから、とにかく今できることをやりたい。
 
 場所はレトロゲームやマイナーゲームに関する活動をしているサークルの集まるイベント会場で、音量の制限もある関係でドラムやベースはテープになります。行くメンバーは僕とボブ、てまりんで、ギター二人とキーボード&ボーカルの計3人。タワーレコードとかでやっているインストアイベントのような感じを想像してもらうと近いと思います。でも、きっと楽しんでもらえるライブになるはずです。

 既に選曲は終わっており、各メンバーがアレンジ作りと練習に入っています。
 もちろんPush Start My Heartからの曲も演奏するとして、あとは旧譜の曲、そしてライブのために用意する曲をバランスよく混ぜたステージにしたいと思っています。音は大きくできなかったとしても演奏は熱く、全編にわたって指がつりそうになるほど弾き倒す、酸欠状態みたいな曲を集めたつもりです。
 「このバンドならでは」というのがどこにあるかと言ったら、それはレトロゲーム音楽への愛情をとことんストレートに表現することじゃないかなと思っています。それは自分の持っている技術内で余裕を持てるくらいとか、感情を抑えて演奏できる範囲内のものではないです。

 僕はもともとすごくステージ前に緊張するタイプで、冷静にやれたことはほとんどありません。以前もライブ前にお客さんがせっかく来てくれて、お菓子とかCDとか差し入れにもらったのに挨拶もままならず、ひたすら運指をしていたり、楽屋にこもったりしていました。ピンポンのドラゴン風間のように、一人の時間を取って孤独と向き合いコンセントレーションを高めた後に最高のパフォーマンスを発揮できればかっこいいのですが、そうならない…。だいたい、1曲目が終わった後、機関銃のようにMCでまくし立てて、バカなことを言ってから会場に雰囲気に慣れていくという感じでやっていました。

 しかし、今回は絶対そうなりたくない。もう大人だから。きっとあのころよりは精神的に成長したと思っているし、人に音を聴いてもらおうと思うより前に、硬くなる自分に勝つことが一番大事だと思う。
 そして、緊張に勝つ最大の方法は練習を積むことだと思い知った。以前はライブの企画、編曲、チケット関係、来てくれるお客さんとの連絡、CDの増産など全部自分でやって、それでも残った時間を全部使って練習すれば大丈夫だと思っていた。だけど、本当に本気になって時間を無駄にせず練習したとしても、それじゃ足りなかった。自分たちの技術に余るくらい難しい曲をやっていたのもあるし、何より万全の練習ができたという自信をステージまで持っていけなかったのが緊張の大きな原因だと思う。
  
 せっかくブログを持っているので、練習の試行錯誤もしながら記録していくつもり。全曲通しで録音してみてどこをミスしやすいのか検討してみたり、弾いている映像を録画してみるのもいいかもしれない。とにかくライブで上手に弾けるように、今から使える時間はできる限り練習に割いていく。

 
 さて、当日に発表の場となる「ゲームレジェンド」は、本当に素晴らしいイベントで、「今この時代にわざわざ」昔のゲームを…というものではなくて、昔のゲームをずっと好きでもいいんだと再確認できる場所だと思っています。この場でライブができるというのは本当に幸せなことで、バンドにとっても特別な経験です。
 また、ゲー音部さんが普通のイベントでライブをするという形態を開拓したところでもあるので、その場を借りるのに中途半端な演奏では申し訳が立たないです。そういった意味でも、今のこのバンドのベストが出せるライブを精一杯作りたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿